ウェールズに巨大なレッドドラゴン像が建設…ボーイング737より大きな翼
イギリスのウェールズでは赤い竜がシンボルとされ、ウェールズ国旗にも大きなレッドドラゴンが意匠として描かれています。
そのウェールズで、広げた両翼の幅は45mにもなると言う、ボーイング737旅客機を超える巨大なブロンズ像が設置されるとして注目を浴びています。
北ウェールズに建設予定のこの像は、高さ40mのガラスと鉄で出来た台座の上に22.5mのドラゴン像を乗せる形で、完成した暁にはイギリスで最も背の高い芸術作品となるそうです。(現在の最高はロンドンにある51.5mのネルソン像)
ウェールズの美術商であるサイモン・ウィンゲットさん54歳が考案し、「呼び覚まされた竜」"Waking the Dragon"というプロジェクト名のもと、今年の8月に着工、完成予定は来年9月となる予定。
建設費は600万ポンド(約8.2億円)になるとみられ、税金などは一切使わずスポンサーを募って賄う予定とのことです。
来訪客は展望台の上から眺望を楽しめるとのことで、新たなランドマークとして期待が寄せられています。
巨大なドラゴンというだけで興奮してしまう人も多そうですが、「ドラゴン=ハート(精神)の国」で知られる地にどんな竜が姿を現すのか、今から完成が待ち遠しいですね。
Travelogged: Waking the Dragon: Wales Is Building a Gigantic Bronze Dragon!