影山のぞみさん(撮影:野原誠治)
 近年、ヘルシーブームの波に乗り、人気の資格“野菜ソムリエ”。野菜を美味しく食べながら、健康&美容にも良い! なんて、興味を持っていた女子も多いのでは無いでしょうか? 今回は、野菜ソムリエ、ベジフルティーチャーとしてお料理教室や小学生向けの食育事業で活躍する影山のぞみさんに、仕事を始めたきっかけ、リフレッシュ法などお話を伺いました。

――現在、野菜ソムリエ、ベジフルティーチャーとして様々なご活躍をされている影山さんですが、料理をすることをお仕事にしたきっかけは何でしたか?

影山のぞみ(以下、影山):数年前に、仕事でフットサルをやっていた時にじん帯を損傷してしまったのがきっかけなんです。身動きがとれなくなってしまって、静岡で1ヶ月半療養している時があり、その時に自分を振り返って、忙しい日々に追われて何もスキルが身についてないなと焦りました。それこそ、映画の中のジュリーみたいに人生に迷っている時で。

――ゆっくりと考える時間があって、その答えが料理だったと。

影山:もともとお料理を作るのが大好きでしたし、祖父が野菜作りをしていることもあって野菜と果物が好きでしたから、野菜ソムリエの資格を取りました。その後、ベジフルティーチャーの認定をしていただき、今のような活動を始めました。その時にちょうどオーガニックカフェでマクロビオテックを学ばせてもらっていて。修行させてもらうきっかけがあって、その時に客観的に、人よりも料理が得意だと思えることが出来たんです。なので、料理から私に近づいてくれたような、そう思っています。

――料理は一日にして成らず、日々の積み重ねなのですね。疲れた時やストレスを感じた時にする事はありますか?

影山:料理と同じく毎日続けているのがジョギングですね。ちょうど続けて10年になりました。10年前、大学受験に失敗をして浪人をしていた頃に"自分を変えたい"と強く思うようになって、家族とか友達に甘えてばかりだったから、大切な人を守る本当の強さと優しさが欲しいと思って、はじめた習慣の一つがジョギングなんですね。今朝も走ってきました。

――毎日走って10年とはスゴイ!

影山:必ず走る時は、川や木など自然がある場所を選んでいますね。"体に良い"と思ってやっているのでは無く、自分がやりたいから、自分が求めているからやっている事なので自然に続けています。

――今一番興味があることは何ですか?

影山:旅行もが大好きなので色々な国に行ってみたいです。好奇心や探究心が豊富な方なので、もっと見た事の無い景色を見たいですし、色々な味を知りたい。食いしん坊なので(笑)、各国の料理の勉強をしたいなと思っています。

――これからのクリスマスシーズンに向けて、大事なシーンで作りたいおすすめのレシピがありましたら、教えていただきたいのですが。

影山:私は常に子どもが喜ぶ料理を作りたいと考えていて、栄養の面も大事ですけど見た目でぱっと「面白い!」と思われる料理を目指しているんですね。クリスマスに提案する料理は、お肉じゃなくてマッシュポテトがメインのミートローフです。お肉を丸く作って雪だるま形にして、その周りをマッシュポテトで包んで白くして、顔もつけます。私の料理は顔がついているものが多くて、料理で子どもに笑顔を与えたいなって思っています。
個性豊かなスノーマン&シフォン完成♪ - 影山さんのブログより

――どうもありがとうございました!


影山のぞみさんプロフィール
生年月日:1980年5月19日
趣味:旅行、料理、お菓子作り、スポーツ観戦(特にバスケットやフットサル)、ジョギング、読書、絵画、映画、音楽鑑賞、乗馬
特技:長距離走、料理、着付け、スポーツ(フットサル、スキューバダイビング、フィギュアスケート、テニス、駅伝、スキー)
ジュニアベジタブル&フルーツマイスター、NPO法人 青果物健康推進協会認定 ベジフルティーチャー、アロマテラピー検定2級

影山のぞみ オフィシャルサイト
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Cuisine de Non〜影山のぞみのアクティブレシピ〜