「未来から逆算する」を改めて考える/伊藤 達夫
望む未来を描いてから、今何をすべきか?今の出来事の意味合いは何か?を考えるというのは、言われて久しいのですが、本意を本当に理解するのは難しいと思います。今日はそのあたりを書こうと思います。
未来からの逆算。
プロ野球で言うと、西武の森監督が書いた本にだいぶ前に書いてあった気がします。学生の頃に読んだような。
優勝するという未来を描いて、そこにいたるためにはどういうプロセスを経ればいいのか?を考え、今、何をすべきか?を考える。
今ではけっこう常識ですね。未来を創り出したい時には、そこからはじめます。
これと対極の考え方が、現状の延長で未来を作る考え方です。
過去にこうで、今こうだから、将来こうなる!というような。
でも、そうすると、現状とさして変わらない未来になってしまうのですね。
まあ、今がよくて、それと変わらないでいればいい時は、それでいいのではないか、とも思います。
いわゆる改善発想に近いですよね。
今、儲かっている会社が、改善、改善、とやる分にはいいのでしょう。きっと。
利益率を上げていくような活動にはいいでしょうね。
でもね、今、儲かってない会社が、改善、改善とやって、コスト削減しようとしても、効果は薄そうですね・・・。根本がまずい場合は改善発想ではどうにもなりませんね・・・。
あと、新規の事業を考えようとした時、今の事業の延長上で考えても、あんまり、というところでしょう。
まあ、アンゾフの成長マトリクスもありますけどね。あそこから発想していってアイデアが浮かぶか?というとなんともね。
何度も書いていますが、結果から物事を見ると、その結果は必然に見える。
例えば、ある結果Aから事実を見たとします。1つの必然的な流れのように感じます。
でも、違った結果Bがまた生じたとしましょう。その結果をサポートする事実が、また浮かび上がってくる。
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未来からの逆算。
プロ野球で言うと、西武の森監督が書いた本にだいぶ前に書いてあった気がします。学生の頃に読んだような。
優勝するという未来を描いて、そこにいたるためにはどういうプロセスを経ればいいのか?を考え、今、何をすべきか?を考える。
これと対極の考え方が、現状の延長で未来を作る考え方です。
過去にこうで、今こうだから、将来こうなる!というような。
でも、そうすると、現状とさして変わらない未来になってしまうのですね。
まあ、今がよくて、それと変わらないでいればいい時は、それでいいのではないか、とも思います。
いわゆる改善発想に近いですよね。
今、儲かっている会社が、改善、改善、とやる分にはいいのでしょう。きっと。
利益率を上げていくような活動にはいいでしょうね。
でもね、今、儲かってない会社が、改善、改善とやって、コスト削減しようとしても、効果は薄そうですね・・・。根本がまずい場合は改善発想ではどうにもなりませんね・・・。
あと、新規の事業を考えようとした時、今の事業の延長上で考えても、あんまり、というところでしょう。
まあ、アンゾフの成長マトリクスもありますけどね。あそこから発想していってアイデアが浮かぶか?というとなんともね。
何度も書いていますが、結果から物事を見ると、その結果は必然に見える。
例えば、ある結果Aから事実を見たとします。1つの必然的な流れのように感じます。
でも、違った結果Bがまた生じたとしましょう。その結果をサポートする事実が、また浮かび上がってくる。
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