現在ベルリンで開催されている世界陸上では、ウサイン・ボルト選手が100mで驚くべきタイムの世界記録を樹立しました。偉大な記録には、当人の並々ならぬ努力はもちろんですが、『色』も少なからず記録をアシストしているのではないでしょうか?


皆様こんにちは。
カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。

現在、世界陸上がベルリンで開催されています。
ウサイン・ボルト選手が100mで
9.58の世界新記録を出したことには驚きましたが・・・
人間はどこまで速く走ることができるんでしょうね。


ところでその世界陸上、皆様は競技場に、
今回特別な工夫がされていることをお気づきになりましたか?
それはトラックが「青色」をしてることです。
従来トラックと言うのは赤茶色だったのに、
こういう鮮やかな「青」になったのはどうしてでしょう?


それは「青」の持つ色彩心理が活用されているからです。
「青」は人の心を落ち着かせ、集中力を高める色です。
だからトラックに使用することで、
リラックスして冷静に走ることができるようです。


通常スポーツといえば、興奮状態にしてやる気を出させる色である
「赤」が用いられたほうがよさそうですが、
走ることに関してはこれは当てはまらないようです。


以前、笑顔で走ることは足を早くする一つの方法と
小耳にはさんだこともあります。
それは、笑うことで緊張がほどけ、
リラックスして走れるからということだそうですが・・・。
「青」の効果と同じですね。


色は意識するしないに関わらず、
確実に人に影響を与えてます。
今回このような好記録が出たのも、
青いトラックと関係があるかもしれませんね。


この青いトラックは、ベルリンだけではなく、
日本国内のいくつかの競技場でも使われているようです。
世界陸上をきっかけとして、今後ますます増えるでしょうね。


ところで、スポーツにはこのように色彩心理が用いられることも多いのです。



小学生に白黒のハードルと、

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