今、旬である中国市場に関するレポート

携帯ゲームコンテンツを会社を北京で設立した直後に起きた悲劇、それは
突然の当局の規制でした。

?当局による突然の締め付けと規制
当時ですが、携帯コンテンツを配信する場合、日本では、コンテンツプロバイダーが直接キャリアへコンテンツを提供し、その後会員が入会するごとに、月額の会員料金が入る仕組みです。
中国では(当時)、このコンテンツプロバイダーとキャリアの間に、サービスプロバイダーが介在します。つまり、直接キャリアにコンテンツプロバイダーがコンテンツを提供できない仕組みになっています。(日本ですとサービスプロバイダーというと、インターネット時のイメージですね。)

このサービスプロバイダーに規制がかかりました。設立して、3か月後のことです。もともと、コンテンツ会社設立時に提携していたサービスプロバイダーですが、事実上関係会社でした。
それは良かったのですが、突如、資本金を日本円で、1億円にしろ、という当局の突然の規制が入ったのです。これは、あまりに寝耳に水で、驚きました。
当時ですが、雨後のタケノコのように、このサービスプロバイダーがあちこちに設立されておりました。これでは、当局が管理できない、ということで、資本金を積めない企業は、廃業しろ、という命令。これにより、財務力のあるサービスプロバイダーが残ることに。
慌てて、当時のパートナーであった中国人に無理やり1億円を集めていただき、事なきを得ました。


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