――9月10日に21歳の誕生日を迎えますが、こういう女性になりたいというイメージはありますか?

谷村:「母みたいな女性になりたいな」と、いつも思います。

――どんなお母さんなんですか?

谷村:母は、基本的にすごく面白い人(笑)。もちろん、優しいという部分はあるんですけど、人生全てというか、すごく人のために生きている人なんですね。私への愛もそうなんですけど、他の行動を見ていても、本当に何も考えないでそれをできる人なんですよ。人のためにもちろんできることもあるんですけど、なかなかやろうと思っても色々とできなかったり、それを基盤に生きるのってちょっと難しいじゃないですか。どうしても、“自分”となってしまう時もあるだろうし。そういう面でもすごく尊敬できますね。

 かつ、娘に対しては母であり姉であり友達であり、役割分担じゃないですけど、それを一人でやってくれる人で(笑)。本っ当に!仲が良くて、いっつも色々な所に一緒に遊びに行くんですけど、もちろん買い物に行ったり、クラブも行ったりするし、溶岩浴とかも母と行ったりするし(笑)、ずっと一緒です。もし子供を産んで、そういう母親になれたら、女の子としてすごく嬉しいなと思いますね。

――人前で歌う機会が増えていると思いますが、ライブをやっていて楽しい瞬間や、いいライブができたと思うのはどんな時ですか?

谷村:やっぱりお客さんとの関係が一番かな。自分が歌えた、歌えなかったっていうよりも、お客さんと一体になれたとか、お客さんからこんなことが返ってきたとか、そういう時がすごく嬉しいなって思いますね。

――MCは得意ですか?

谷村:メッチャ苦手なんです!もう噛みまくりですよー、いっつも(笑)。「また噛んだか!」みたいにお客さんに思われていると思います。

――やっぱり関西人としては、「ウケなきゃいけない」みたいな変なプレッシャーがありますか?

谷村:なんかありますね、無意識的に。テレビの収録とかでも終わった後とか、「もっと面白いこと言えたやろ?私!」みたいな、そういう考えがちょっと出てきたりしますね、なぜか(笑)。

――アーティストなんだから、別に笑いを求められているわけじゃないのに。

谷村:そうなんですよ!全然求められてないのに(笑)。

――ピアノをやっていたということで、今後ライブで演奏してみたいですか?

谷村:いやぁー!弾き語りとかしたいなと思いますね。

――暑中見舞い企画のアンケートで「七夕の短冊に願い事を書くとしたら?」との質問に対して、「武道館でライブが出来ますように」と書かれてていましたが、武道館の前のステップとして、ライブをやりたい場所はありますか?

谷村:とにかく色々な所でライブをしたいなぁ、と思いますね。

――全国ツアーを。

谷村:そうですね。デビューさせて頂いてからは東京でのライブが多かったので、それ以外の地域の人達とも出会って歌いたいです。「どこ」というよりも小さい場所でいいので、行けるなら色々な所で歌いたいなと思いますね。

――今回で4枚目のシングルなので、そろそろアルバムが待たれますが、アルバムではシングルではちょっと出せない一面とか…。

谷村:メッチャあると思いますよ!(笑)。

――今後、書いてみたいテーマはありますか?

谷村:色んな曲のストーリーを考えさせていただいていて。どうしても男女の恋愛になることが多かったんですけど、ちょっと女の子の、ガールズトークじゃないけど、そういう曲も面白いかなと思いますね。

――どんなアルバムを作りたいですか?

谷村:今、色々とレコーディングしていて、全部海外の作家さんに作って頂いている曲なんですけど、音楽を楽しむというか、ずっとメインで聴いていたド・R&Bとかド・Hip-Hopを歌ったりもたまにしていますよ。色々な可能性を探っているので、自分自身もすごく楽しみですね。

――アルバムが完成したら全国ツアーに。

谷村:そうですね!

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