【石井紘人コラム】「死ね」発言、処罰ありきではなく議論を
この発言を処罰で終わりにして、何試合かで戻ってくるというのは短絡的過ぎるし、信頼回復には繋がらないと思う。
今シーズン、毎試合審判に注目して試合を見ている。プレーオンは的確だったか。マン・マネージメントを行っていたか。判定はブレていなかったか。現時点では、私が見た試合では問題は起こっていない。中には、岡田正義氏、高山啓義氏のようにサポーターから拍手を送られた主審だっている。
なぜ、岡田氏や高山氏は拍手を送られ、西村氏は問題を起こしてしまったのか。しっかりと議論をすることで、それが次への教訓になるはずだ。
そして、審判である前に彼らは人間だが、人間でもあるが審判だということも、審判団には忘れないでほしい。(了)
・判定問題の根本は理解度の低さ
・「互いにフェアに」 審判の難しさ
<そのほか大好評のサッカーコラム>
・【杉山茂樹コラム】北京五輪の心配はハードではなくソフト
・【木南広明コラム】日本サッカー協会への企画書
・【加部究コラム】五輪オーバーエイジ枠に待った
・【加部究コラム】独自性の見えない岡田監督
今シーズン、毎試合審判に注目して試合を見ている。プレーオンは的確だったか。マン・マネージメントを行っていたか。判定はブレていなかったか。現時点では、私が見た試合では問題は起こっていない。中には、岡田正義氏、高山啓義氏のようにサポーターから拍手を送られた主審だっている。
なぜ、岡田氏や高山氏は拍手を送られ、西村氏は問題を起こしてしまったのか。しっかりと議論をすることで、それが次への教訓になるはずだ。
そして、審判である前に彼らは人間だが、人間でもあるが審判だということも、審判団には忘れないでほしい。(了)
著者プロフィール
石井紘人(いしい はやと)
某大手ホテルに就職するもサッカーが忘れられず退社し、審判・コーチの資格を取得。現場の視点で書き、Jリーグの「楽しさ」を伝えていくことを信条とする。週刊サッカーダイジェスト、Football Weeklyなどに寄稿している。
<石井紘人コラム>石井紘人(いしい はやと)
某大手ホテルに就職するもサッカーが忘れられず退社し、審判・コーチの資格を取得。現場の視点で書き、Jリーグの「楽しさ」を伝えていくことを信条とする。週刊サッカーダイジェスト、Football Weeklyなどに寄稿している。
・判定問題の根本は理解度の低さ
・「互いにフェアに」 審判の難しさ
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