4人目のフォワード獲得をめざすリヨンだが、ペラン監督がレキップ紙に語ったところでは、アネルカ（ボルトン）、カヌーテ（セビージャ）ら大物選手の獲得は可能性が薄そうだ。

　アネルカにはピースカップ（韓国）で顔を合わせた際に打診したが、「フランスに戻るつもりはない」と拒否の回答を受けた。プロデビューをリヨンで飾ったカヌーテは、イングランドへの復帰を優先していると伝えられる。またペラン監督は、すでにビルトールの残留をあきらめ、「8月31日までにリヨンを出るだろう」と見ている。

　そこで現在もっとも有力視されているのは、ブラジルのコリンチャンスに所属する18歳のウィリアン・ボルヘス・ダ・シウバ。ペラン監督は、今季リヨンがリールから獲得したケイタ（コートジボワール代表）とロビーニョ（レアル・マドリー）を合わせたような選手、と期待をかけている。