約660万件流出の「タイムズカー」集団訴訟へ。運転免許証流出がもたらす「名寄せ」の恐怖
治安戦略アナリストの小比類巻文隆が「運転免許160万人流出『タイムズカー』集団訴訟へ。その影響など、元警視庁刑事が解説」を公開した。動画では、カーシェアリング大手「タイムズカー」で発生した大規模な個人情報流出事件について、その影響と想定される犯罪リスクを解説している。
今回の事件では、タイムズカーのシステムが第三者からの不正アクセスを受け、約660万アカウントの個人情報が流出した。さらに深刻な点として、そのうち約160万アカウントについては、運転免許証などの本人確認書類の画像そのものが流出している。流出した情報には、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなどに加え、パスワードも含まれている。
小比類巻氏は、一度流出したネット上のデータは「完全に回収することが極めて難しくて、半永久的に残り続ける可能性を考えなければならない」と指摘する。さらに、流出した住所をGoogleマップや不動産情報などで検索し、建物の外観や家賃相場を調べた上で、運転免許証の顔写真や年齢などと照合する「名寄せ」の危険性に言及。「一人暮らしの可能性が高い」「豪邸に住んでいる」といった生活状況が犯罪者側に把握されることで、空き巣や強盗、ストーカーなどのターゲットにされる恐れがあると警告した。
対策として、日本信用情報機構(JICC)やシー・アイ・シー(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)といった信用情報機関に、名義の悪用を防ぐためのコメントを登録する制度を紹介。第三者による不正なローン契約などを未然に防ぐ行動を呼びかけた。現在、被害者による集団訴訟に向けた動きも始まっており、小比類巻氏は「これから長期的な影響が始まる」と懸念を示している。今後の企業側の対応と裁判の行方が注目される。
今回の事件では、タイムズカーのシステムが第三者からの不正アクセスを受け、約660万アカウントの個人情報が流出した。さらに深刻な点として、そのうち約160万アカウントについては、運転免許証などの本人確認書類の画像そのものが流出している。流出した情報には、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなどに加え、パスワードも含まれている。
小比類巻氏は、一度流出したネット上のデータは「完全に回収することが極めて難しくて、半永久的に残り続ける可能性を考えなければならない」と指摘する。さらに、流出した住所をGoogleマップや不動産情報などで検索し、建物の外観や家賃相場を調べた上で、運転免許証の顔写真や年齢などと照合する「名寄せ」の危険性に言及。「一人暮らしの可能性が高い」「豪邸に住んでいる」といった生活状況が犯罪者側に把握されることで、空き巣や強盗、ストーカーなどのターゲットにされる恐れがあると警告した。
対策として、日本信用情報機構(JICC)やシー・アイ・シー(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)といった信用情報機関に、名義の悪用を防ぐためのコメントを登録する制度を紹介。第三者による不正なローン契約などを未然に防ぐ行動を呼びかけた。現在、被害者による集団訴訟に向けた動きも始まっており、小比類巻氏は「これから長期的な影響が始まる」と懸念を示している。今後の企業側の対応と裁判の行方が注目される。
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チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。