試合後、ベネズエラの選手たちは審判に猛抗議した。(C)SOCCER DIGEST

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 PK獲得とPK献上は、天と地ほどの差がある。

 9月28日に開催された国際親善試合で、日本代表とベネズエラ代表がエディオンピースウイング広島で激突。ホームの前者が2-1で逆転勝利した。

 大きな注目を集めているのは、決勝点に繋がった最終盤の判定だ。

 1-1で突入した後半アディショナルタイム、ヘスス・ラミレスが敵陣ペナルティエリア内で鈴木淳之介に倒され、アウェーチームがPKを獲得。しかし、VARチェック後、このシーンの前に、ベネズエラ側が自陣ペナルティエリア内で久保建英に対してファウルをしていたとして、PKの権利がホームチームに移ったのである。
 
 ベネズエラを率いるオスワルド・ビスカロンド監督は、試合後の会見で不満を露わに。こう言い放った。

「審判のジャッジで非常に居心地の悪い思いをしたことも事実だ。本当に驚いた。我々にPKが与えられるべきだったし、その後のアディショナルタイムが2分しか与えられなかったのも疑問だ。これに関して、我々にできることは何もない。ただ、我々も機械ではないので、このような判定が感情面に非常に大きく影響する。今回の試合では、審判のジャッジは我々に対するリスペクトに欠けていたと感じた」

 また、右ウイングバックでフル出場したホン・アランブルも激しい怒りを表明。エクアドルのメディア『El Universo』などによれば、レアル・ソシエダで久保と共にプレーする24歳は、SNSを通じて「どんな代償を払っても、開催国が勝つように仕組まれた親善試合だ。恥ずべきことだ」と訴えた。

 ビスカロンド監督に関しては、決戦前の会見で「Jリーグでのプレーを夢見ていた。自分のキャリアの終盤をこの国で過ごせれば、とても素晴らしかっただろうなと思う。自分の価値観と通じるところも多く、日本という国が本当に好きだ。将来的に日本で何らかの形でチームを指揮できれば本当に嬉しい」と日本愛を炸裂させていたが、穏やかな離日とはならなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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