次期作に向けて作業を進める木村さん夫妻(香川県さぬき市で)

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 【香川・東讃大川】さぬき市の木村一夫さん(79)は、メロン「タカミ」を栽培する38年のベテラン生産者だ。品質の良い肥料を与え、温度管理を徹底する栽培方法に県内の生産者が見学に来るほどで、地域のリーダー的存在だ。今年も妻の日出子さん(79)ら家族の助けを受けながら7月に無事収穫作業を終え、来期に向け準備を進めている。

 木村さんは、1990年からレタスや電照菊の裏作としてメロン栽培を始め、92年からは「タカミ」を主力に栽培する。今年は6棟のハウスに約1700本の苗を定植。カニやエビ、米ぬかなど品質の良い肥料を与え、温度管理を徹底して栽培する。

 木村さんのメロンは、糖度16以上。さぬき市のふるさと納税や生活協同組合の中元、同市内の学校給食に採用されている。一時は体調を崩し、メロン栽培を諦めかけたこともあったが、家族の支えもあり、定植本数を減らし定植の間隔を広くするなど負担を軽減。丹精して育てたメロンを消費者に届けている。

 高松市牟礼町の道の駅「源平の里むれ」で毎年、七夕メロンとして限定販売。同店の真鍋和男駅長は「一個一個愛情を注いで栽培したメロンはいつもあっという間に完売する。体調には気を付けて、来年もおいしいメロンを届けてほしい」とエールを送る。

 木村さんは「待っている人がたくさんいる。今後も体調に気を付けて、おいしいメロンを届けられるよう頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 ※地方版掲載記事を電子版限定で全国公開しました。