「K-POPの伝説」BIGBANG、結成20年目の現在地 再始動で世界を巡る3人、またも“警察沙汰”の元メンバー

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デビュー20周年の節目を迎えたBIGBANGが、再び圧倒的な存在感を発揮している。

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新曲がチャート首位に躍り出れば、過去の代表曲も再浮上。さらにはワールドツアーによって世界中を沸かせている。

しかしその裏で、かつて同じグループにいたメンバーの名が、まったく異なる話題で韓国メディアを賑わせることとなった。

V.I(スンリ)が特殊暴行の疑いで告訴されたのだ。

V.I(写真提供=OSEN)

先日、ソウル江南(カンナム)警察署は8月26日にV.Iを特殊暴行容疑で処罰することを求める告訴状を受理した。

告訴内容では、V.Iがソウル・江南区の飲食店で一緒に食事をしていた30代男性に暴行を加えた疑いが持たれている。もっとも、捜査は初期段階に過ぎず、警察も「告訴人の調査もまだ行われていない状態」と説明しており、詳しい事実関係は今後明らかにされるだろう。

V.I本人も韓国メディアの取材に応じ、酒瓶を手にした事実は認めつつ、「酒席への同席を断るなかで起きたことで、脅したりはしていない」と主張している。したがって、現時点で暴行の罪が確定したわけではない。

それにもかかわらず、このニュースが大きく報じられるのは、彼がかつてBIGBANGのメンバーであったこと、そして現在のBIGBANGが20周年という華々しい時期を迎えていることと無縁ではないだろう。

20周年を迎えた3人体制BIGBANGの躍進

現在のBIGBANGは、G-DRAGON、SOL、D-LITEという3人の体制で活動を継続している。

8月19日には、4年ぶりの新曲となるデジタルシングル『BiiiG』を発表。韓国の音楽配信サービスMelonでは公開直後に「TOP100」とデイリーチャートの両方で頂点に立った。

さらに8月21~23日には、高陽(コヤン)総合運動場主競技場でデビュー20周年ワールドツアー「XX:COSMOS」をスタートさせた。

G-DRAGON(写真提供=OSEN)

勢いは新曲にとどまらない。Melonによると、8月のBIGBANG全楽曲のストリーミング数は7月の平均値と比べて333%も急増。2008年の『HARU HARU』をはじめ、『Still Life』や『LIES』といった過去のヒット曲まで再びチャートの上位に舞い戻った。

D-LITE(写真提供=OSEN)

9月6日にはSBS『人気歌謡』にて、番組への出演なしで『BiiiG』が1位を獲得している。

現在は北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアなどをめぐるワールドツアーを展開中で、11月には香港の啓徳スタジアムで3日連続公演も予定されている。

20年目を迎えたBIGBANGは、過去の栄光を懐かしむだけの存在ではない。新曲で結果を残し、過去曲まで再び動かし、大規模なツアーで世界を回る。グループそのものが、確実に前へ進んでいるわけだ。

SOL(写真提供=OSEN)
ソロアーティストとして独自の道を歩むT.O.P

そしてもう一人、BIGBANGを離れたT.O.Pもまた精力的な活動を見せている。

T.O.Pは2023年にBIGBANGを脱退。その後はソロ活動を重ね、今年は初となるソロフルアルバム『ANOTHER DIMENSION』を発表した。

さらに8月から、キャリア20年目にして初のアジアファンミーティングツアー「T.O.P PRE-STUDIO 2026」を開催。香港を皮切りにツアーをスタートさせ、台北では予定公演のチケットが完売したことで追加公演まで行われた。

ただし、すべてが順風満帆というわけではない。9月19日に予定されていたジャカルタ公演は「現地事情」を理由に開催9日前で中止となり、公式ツアーサイトではクアラルンプール公演も「延期」と表示されている。

T.O.P(写真提供=OSEN)

それでも、T.O.PはBIGBANGとは別の場所で、自らの音楽と名前を軸に活動を再構築している最中だ。

つまり、「元BIGBANG」という言葉だけで、脱退した2人を同じ状況に置くことはできない。

分かれた現在地と元メンバーの不祥事

一方のV.Iは2019年、いわゆる「バーニングサン事件」をめぐる一連の騒動の中でBIGBANGを脱退した。

その後、常習賭博など複数の罪で裁判を受け、懲役1年6カ月の実刑が確定。2023年2月に出所した。

出所後は本格的な芸能活動への復帰ではなく、海外イベントなどに姿を見せる近況が伝えられてきた。そして今回、再び刑事事件に関するニュースで名前が取り沙汰されることとなった。

『スポーツソウル』は「BIGBANGはすでに前へ進んでいる」としたうえで、「V.Iは自分が去った後の場所にまで、過去の騒動を持ち込み続けている」と批判。そして「すでにチームを離れた人物が、最後まで“BIGBANG”という名前に迷惑をかけている姿は、何ともやるせない」と伝えた。

もちろん今回の告訴については、今後の警察捜査を通じて事実関係が明らかにされるべきだ。

ただ、デビュー20周年という節目に、それぞれの現在地がこれほど鮮明に分かれて見えるのは皮肉でもある。G-DRAGON、SOL、D-LITEは3人でBIGBANGを再び世界へ動かしている。T.O.Pはグループを離れ、自分の名前でソロ活動を進めている。

そしてV.Iは、再び過去を想起させるニュースの中で名前が報じられた。

かつて5人で同じステージに立っていたBIGBANG。20年という時間を経て、その5人が立っている場所は、あまりにも違っている。

(記事提供=スポーツソウル日本版)