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 お笑いコンビ「COWCOW」が令和に再ブレークの予感を漂わせている。2020年にTikTokに投稿したネタ動画「ありが闘牛士」が今夏になって大バズリ。このネタの音源が使用された関連動画の再生回数は5000万回を超えた。

 ネタは「寒ーい」と凍えるそぶりをする善し(51)に、多田健二(52)が「これ着ろよ」と着ていた上着をクールに差し出すことから始まる。善しはリズムに合わせ、♪ありが闘牛士!と受け取った上着を闘牛士のように振り、多田が♪ちょっとやめろよモ〜と指でツノを立てて牛のように突進する内容だ。

 乃木坂46櫻坂46らのアイドルのほか、LE SSERAFIM、TWSらK―POPグループがまねした動画を投稿したことで韓国での知名度も急上昇中。2人は「平成は『あたりまえ体操』、令和は『ありが闘牛士』で世界に行きたい」と意気込んでいる。

 元々、コンビの漫才で使っていた「おめで闘牛士」というフレーズをリズムネタにアレンジしたもの。まねしやすい動きと耳に残るリズムが印象的で、LE SSERAFIMは公演の舞台上でも「ありが闘牛士」の動きを披露するハマりっぷりだ。多田は「LE SSERAFIMさんは『ありが闘牛士』以外のネタもまねしてくれているんです」と声を弾ませたが、交流は全くなく、善しは「僕らのネタだと知らずにやってる可能性もある」と苦笑いした。

 今年6月には「TikTok上半期トレンド大賞」を受賞した男性4人組「モナキ」のおヨネ(28)と多田の顔が似ていることから、授賞式にゲスト出席した。善しは「下半期はCOWCOWとして大賞を獲りたい」と再びの登壇に意欲を示す。多田は「LE SSERAFIMさんとモナキさんが紅白に出たら、僕ら牛の格好して一緒に踊りますよ。年末は忙しくなりそうですね」と不敵な笑みを浮かべた。(塩野 遥寿)

 ▽あたりまえ体操 「右足を出して左足出すと歩ける」「両脚の膝を一緒に曲げると座れる」など「当たり前」なことをラジオ体操のような音楽に合わせて歌で表現するリズムネタ。2012年に吉本興業のYouTubeチャンネルに投稿されたネタ動画は3500万回再生を突破。韓国語版、英語版など海外向けの動画も制作され、特にインドネシア語版は現地で大ウケし、コンビで同国のテレビ番組や大手銀行CMに出演するなど海外進出を果たした。