YouTubeチャンネル「ゆっくり遺産の探検隊」が「【マジで廃墟だらけ】1万5,000人の都市が今や237人だけ…北海道の巨大都市の現在がヤバすぎた【ゆっくり解説】」を公開した。動画では、かつて炭鉱で栄えた北海道三笠市の唐松地区や幾春別地区を訪れ、人口激減により廃墟と化した街の現状と、その歴史を未来へ繋ぐ取り組みについて解説している。

三笠市は北海道初の近代炭鉱と鉄道が生まれ、かつては6万人以上が暮らした巨大都市だった。しかし現在、唐松地区などの一部地域では人口が激減している。動画内では、国道沿いに商業施設が集中する車社会の発達により、市街地が「最短ルート上の通過点」となっている背景を紹介。一方で、1929年に開かれた旧幌内線の唐松駅は、15年間放置され荒れ放題だったが、地元有志の力で当時の雰囲気を残す形で修復・保存されており、「廃墟だった駅が、地元の人の力で蘇った」と、地域に愛され続けている様子を伝えた。

さらに動画の後半では、かつて1万5,000人が暮らした幾春別地区へ足を踏み入れる。現在は周辺と合わせて約230人まで減少しており、市街地には崩れかけた廃屋や放置された瓦礫が目立つ。この地にそびえ立つのが、1960年に建設され「完成当時は東洋一と言われていた」という旧奔別(ぽんべつ)炭鉱の立坑櫓だ。深さ約735メートルを誇る巨大な鉄骨構造物は、今も真っ赤に錆びた姿で残る。また、過去に起きた炭鉱での悲惨なガス爆発事故の歴史にも触れ、危険と隣り合わせだった炭鉱の過酷な労働環境と栄枯盛衰の歴史を物語っている。

こうした衰退の陰で、三笠市は地域全体を「三笠ジオパーク」として整備し、炭鉱や鉄道の遺産を教育や観光に活用する取り組みを進めている。動画は、時代に取り残されたように見える廃墟の裏に「炭鉱で歴史を作った地域そのもの」の価値が眠っていると結論付け、歴史ある町の新たな再生の道筋を提示している。

チャンネル情報

このチャンネルでは、かつて栄えた街や商業施設、バブル遺産などの「今のリアル」を紹介しています。 歴史や今後の展望について、視聴者のみなさんとワイワイ議論して楽しめたら嬉しいです。 🏢案内人  🔴タヌキちゃん(左側) 🟡魔理沙(右側)