W杯ベスト16で敗れたアメリカ photo/Getty Images

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開催国の1つとして2026W杯に臨んだアメリカ代表の挑戦は、ベスト16でベルギー代表に敗れて終わった。それもスコアは1-4の完敗であり、開催国として悔しい終わりになったと言える。

米『Sports Illustrated』は、2010年大会から4度目となったベスト16敗退を問題視している。

2002年の日韓大会ではベスト8に入ったが、その後はベスト16の壁を突破できていない。2010、2014はベスト16敗退、2018年大会に至ってはまさかの北中米カリブ海予選で敗退して出場権を獲得できず。そして前回大会と今大会はベスト16敗退だ。

この壁をどう攻略するのか。元アメリカ代表GKティム・ハワード氏は、とにかく地道な強化策しかないと語る。

「コパ・アメリカに出場できるチャンスがあるなら、決勝進出を目指して戦うべきだ。それからゴールドカップでも優勝を狙い、CONCACAFネーションズリーグでも同様だ。そしてW杯予選突破、五輪世代に関して正確なことは分からないが、メダル獲得が目標だろう」

第2に、次のW杯への4年間でどこまで欧州遠征を組めるかを同メディアは課題に挙げている。今大会はベルギーに完敗を喫したが、やはり欧州勢のレベルは高い。欧州勢がUEFAネーションズリーグを開催してからは親善試合を組むことが難しくなっているが、それでも機会を見つけて試合を組んでいくしかない。

現在のアメリカ代表は欧州クラブでプレイする選手が増えているため、代表マッチウィーク時の欧州遠征はそれほど大きな負担とはならないはず。同メディアもそれしか強くなる道はないと主張する。

「スケジュールが許す限り、今後4年を通して質の高い親善試合を計画すべきだ。たとえ国内選手の欧州遠征が増えて選手の休息期間が短くなったりしても構わない。アメリカ代表の主力の大半は欧州にいるのだから、他の選手を含めてもっと積極的にローテーションさせればいい。レベルの高い相手との対戦にこそ価値がある。ワールドクラスのチームがどれだけ進化しているかを確認できるだけでなく、試合の緊張感も自然と高まる」

これは日本代表にも同じことが言えるだろう。アジアではハイレベルな戦いを経験するのが難しく、またアメリカ代表と同じく主力の大半が欧州組だ。日本も2030W杯へ1つでも質の高い親善試合を組んでいく必要があり、欧州勢との対戦を増やすのは重要課題だ。