「ファンが評価しているのは当然」退団報道の遠藤航に地元メディアは…クラブ方針に理解示すも経験豊富な33歳の貢献度を強調「真のプロとして振る舞ってきた」

遠藤のキャリアに岐路が訪れている(C)Getty Images
リバプールの遠藤航は現在、今夏での退団、他クラブへの移籍の可能性が報じられている。新たに指揮を執るアンドニ・イラオラ監督の構想から外れ、クラブ側も残り1年の契約を残す現時点での“売却”に動き出しているという。
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33歳という年齢やシーズン毎に出場機会が減っている状況もあり、このタイミングでの放出は十分に考えられる対応と言えるだろう。そして、他クラブで出場機会を得られるのであれば、遠藤のキャリアにとってもポジティブな移籍になり得る。
その中で、日本人MFの去就に関する報道には、地元メディア『ANFIELD INDEX』も強い関心を示す。新シーズンを迎えるリバプールの戦力を分析しながら、遠藤に対しても冷静な見解を示しており、「彼には経験、戦術的規律、そして複数の役割をこなせる汎用性がある。しかし現在のリバプールの中盤は、より若く、ダイナミックな陣容へと移行しつつあるようだ」と指摘する。
さらに、ここ数日間で流れている移籍に関する報道にも触れ、「適切な条件のオファーが届けば、リバプールが交渉に耳を傾ける可能性は十分にありそうだ」と見通している。
一方で同メディアは、「この報道は理屈の上では納得できる一方、感情的には複雑なものがある」と主張。他クラブとの交渉を進めているというリバプールの対応に理解を示しつつも、過去3シーズンにおける遠藤の印象として、「決して逃げることなく、手を抜くこともなく、リバプールのユニホームを軽んじるような姿勢を見せたこともない。ファンがそうした部分を高く評価しているのは当然だ。大きな騒ぎもなく加入し、常に全力を尽くし、在籍期間を通して真のプロフェッショナルとして振る舞ってきた」と振り返る。
その上で、「長いシーズンを戦う上で経験は重要だ。特に負傷者が出た場合や、若手選手がまだ成長途上にある時には、その価値がより大きくなる。エンドウは、リバプールが必要としていた局面で落ち着きと組織力をもたらしてきた」と貢献度を称賛。
加えて同メディアは、「最も重要なのは、リバプールが明確な方針を持って行動することだ。エンドウが残留するのであれば、引き続き信頼できるチームの戦力となる。もし退団するのであれば、最大限の敬意をもって送り出されるべきだ」と訴えながら、「それだけのものを、エンドウはリバプールでの働きによって勝ち取ってきたのだから」と持論を並べている。
果たしてこの夏、遠藤のプロキャリアに大きな転機が訪れるのだろうか。だがいずれにせよ、名門リバプールで積み重ねてきた実績への評価が揺らぐことはない。

