■広くてキレイな液晶画面で、多彩の機能が利用可能

800×480ドットのワイドVGA液晶は、今やそれほど目新しくはないが、表示されるデータ量が多くなるため、ユーザーにとってはありがたいこと。さらに、そのワイドVGA画面を便利に利用できる"2画面同時表示"に対応した。これまで、ドコモのAQUOSケータイしか対応していなかった2画面同時表示が可能になったのはありがたい。ワンセグを見ている最中にメールを確認したり、ウェブを見たりできるのはやはり便利だ。

ワンセグとメールを同時に表示するとこんな感じに表示される。ワンセグとYahoo!ケータイを同時に表示すると、こんな感じに表示される。


ワンセグに関しては、録画はもちろんのこと、録画予約やタイムシフト再生などに対応。ドコモのP903iTVに付属していたパナソニック製の「SD-MobileImpact」というソフトが912SHにも同梱されているので、それをパソコンにインストールすることで、録画したデータを取り込んでパソコン側で見たり、逆にパソコンで録画したデータを912SHに取り込むことも可能である。

「SD-MobileImpact」は動画だけでなく、SD-Audioにも対応しているので、CDから912SHに音楽データを転送したりといった音楽データのやりとりにも対応している。残念なのはWindowsしか対応していないということだろう。パソコンと接続するためのドライバーソフトなどもMacには対応していない。ただし、912SHをカードリーダーモードに設定してUSBケーブルでMacintoshに接続すれば、外部メモリースロットとして認識されるので、撮影した写真を取り込むなど、データのやりとりは可能だった。

SD-MobileImpact。912SHで録画した動画をパソコンに取り込む…など動画データのやりとりができる。SD-Audio音楽データにも対応している。メディアプレイヤー。動画データ、音楽データに対応。Bluetooth対応のヘッドセットをつかってワイヤレスで利用することも可能だ。


画面について説明したので、メール時のフォントサイズもここで紹介しておこう。メール時の文字サイズは「最小」「小」「やや小」「中」「大」「最大」の6通りに表示させることが可能だ。

最小やや小


最大