中国大使館に侵入、自衛官の男を起訴 中国政府「犯人を速やかに厳罰に処分していない」 日本側の対応に不満を表明
ことし3月、東京・港区の中国大使館に侵入したなどの罪で自衛官の男が起訴されたことについて、中国政府が「犯人を速やかに厳罰に処分していない」と日本側の対応に不満を表明しました。
陸上自衛隊の3等陸尉・村田晃大被告はことし3月に東京・港区の中国大使館に刃渡りおよそ18センチメートルの包丁を持って侵入したとして、27日に建造物侵入や脅迫などの罪で起訴されました。
これについて、中国外務省の報道官は28日の会見で、「精神鑑定など様々な口実で調査と処分を繰り返し引き延ばし、犯人を速やかに厳罰に処分していない」などと不満を表明しました。
その上で、最近、中国の大使館や総領事館への悪質な事件が発生しているとした上で、「日本国内の右翼勢力の横行、正しい歴史教育の欠如などが反映されている」と指摘しました。
起訴状によりますと、村田被告は大使館の職員らに対し「日本の国士が神々にかわって貴殿らを誅殺するだろう」と紙に書いた上で内容を読み上げたとされています。