YouTubeチャンネル「パクくんの東大留学」が、「【本音】バスに身を投げようとした在日韓国人…36年目に語る「日本という国」の真実に言葉を失う」を公開した。動画では、来日36年となる韓国出身のチャンさんが、異国での波乱万丈な半生や、介護現場での感動的なエピソードを語っている。

対談は、チャンさんのこれまでの歩みを振り返るところからスタートした。日本人男性との結婚、そして夫の病気介護と死別を経験したチャンさん。死別後は「どうしたらいいのかがわからない」と孤独に苛まれ、走ってくるバスに身を投げようと考えたこともあったという。しかし、公園のベンチで泣き崩れていたとき、見ず知らずの高齢女性から「大丈夫ですか?」と声をかけられた。「私は孤独だと思ったけど、周りにこうやって声をかけてくれる人もいるんだ」と、日本人の温かさに救われた瞬間を感慨深げに語った。

その後、夫の介護経験が活かせる介護福祉士の道へ進んだチャンさん。仕事の哲学を問われると、患者だけでなく「周りに関わっている家族の心も軽くしてあげること」と力を込める。印象に残っているエピソードとして、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う男性との思い出を披露した。かつてお酒が好きだった彼のため、チャンさんらは彼を居酒屋へ連れ出した。「せっかくこういう所へ来たんで、呑まないと意味ないでしょ」と、全員の同意のもと点滴ボトルでごく薄いお酒の水割りを作って飲ませたという。真っ赤になって嬉し泣きする患者の姿に、「私たちもみんな泣いたんです」と当時の感動を熱く振り返った。

3年前には自身の難病も発覚したというチャンさんだが、現在はタロット占い師という新たな道も切り拓き、精力的に活動している。数々の困難を乗り越えながらも「居心地がいいのは日本」と笑顔を見せる姿に、彼女の底知れぬ強さと、人との繋がりを大切にする深い愛情が垣間見える対談となっている。