阪神 2戦で9被弾、大竹耕太郎&及川雅貴も一発に泣く… 3戦目へ捕手・伏見寅威「もっと攻めていく」
◇交流戦 阪神2―6ソフトバンク(2026年6月10日 みずほPayPay)
猛虎がまた“一発病”に侵された。球団史上初となる5イニング連続で計6被弾を浴びた9日に続き、この日も3被弾。柳田に1本、近藤に2本の計3本で、2戦計9被本塁打で撃沈した。20年10月25日西武戦以来、6年ぶりのペイペイドーム先発となった大竹は、5回3失点(自責2)で、5月9日DeNA戦から悪夢の5連敗(2勝)。家族や親戚ら30人の大応援団に白星を届けられなかった。
「いい攻め方ができたところもあった。ただ、自分が投げている試合で負ける試合が続いている。勝つために投げているので、そこは責任を感じている」
3回までは1安打無失点。2回に女房役の伏見が2点二塁打で援護し、一気に波に乗りたい中盤に崩れた。4回に柳田、5回に近藤から被弾。7回には及川も近藤に一発を浴び、これでリーグワーストの49被本塁打。昨年、被本塁打が12球団最少(53本)だった面影はどこにもない。
「きょうに関しては。甘い球を仕留められているので、そこは相手が上手かなというところはある。でも、それで終わらせられないので、明日は絶対取るぞ、と。バッテリーとして、もっと攻めていく姿勢でいきたい」
先発マスクをかぶったパ出身の伏見は、力強い言葉で逆襲を誓った。2回2死一、三塁の先制機では名手・周東の頭上を越える2点二塁打。試合前時点のシーズン打率が・186の一方、得点圏打率は・389に跳ね上がる。残されたリベンジの機会は11日のみ。三度目の正直――。攻守両面の貢献で、飛翔する鷹を撃つ。
「(藤川)監督もおっしゃっていましたけど、前向きにやっていくしかないと思う」
大竹がチームの思いを代弁した。大敗も惜敗も「1敗」に変わりない。気持ちを切り替え、一丸となってホークスに一矢報いる。(八木 勇磨)
○…阪神は連敗でソフトバンク戦のカード負け越しが決定。21年から6年連続は交流戦のカード別で最長。勝ち越しは12年を最後に13年間(20年は交流戦中止)遠ざかっている。
○…阪神は9日の6被弾に続き、この日も3被弾。2試合で9被弾は00年8月30、31日巨人戦(東京ドーム)の2本と7本の9本以来26年ぶり。今季のチーム被本塁打は49本で、47本のヤクルトを抜いてリーグ最多になった。

