28日にスタッド・ド・フランス(パリ郊外サンドニ市)で行なわれるオーストリアとの親善試合を前に、レキップ紙がウェブ版速報で27日夕、ドメネク監督の情報をもとに、フランス代表の予想スタメンを発表した。24日のリトアニア戦(ユーロ2008予選)で採用した4-3-3のシステムはとらず、4-3-1-2で臨む模様。

 先日テュラムが自身の「後継者」の最有力候補として挙げてから注目が集まっているメクセスが、そのテュラムとセンターバックで初コンビを組み、7度目の出場を果たすと見られる。メクセスはこれまでフランス代表で2度しかスタメンで起用されていない。いずれも2003年6月のコンフェデ杯で、2試合ともテュラムも先発しているが、このときテュラムのポジションは右サイドバックだった。ドメネク監督が就任してからは、招集されたことはあるものの、試合に出るのは初めてとなる。最後に出場した代表戦はサンティニ前監督時代、ASローマに移籍する前の2004年2月18日のベルギー戦にさかのぼる。しかもこのときは後半40分からの出場だった。

 初代表のリトアニア戦でフル出場し活躍したラサナ・ディアラもスタメン入り。中盤は、同じく初招集のディアビ、代表6試合目(先発3試合目)のマブーバと若い顔触れになる。攻撃は、リトアニア戦で得点したアネルカにシセを加えて2トップとし、トップ下にこれも初出場のナスリを置くという布陣だ。