24日のユーロ2008予選リトアニア対フランス戦が行なわれたカウナス(リトアニア)のスタジアムで、地元サポーターが人種差別的な横断幕を掲げたとして、リトアニアの警察が捜査に乗り出した。AFP(フランス通信)が報じている。

 問題のサポーターたちは、試合開始前のフランス国歌斉唱の終わりに、「ヨーロッパへようこそ」と書かれた横断幕を掲げた。フランス・サッカー連盟のエスカレット会長は、これをアフリカ系の選手が多いフランス代表を揶揄した表現として抗議した。リトアニア・サッカー連盟会長も、横断幕を掲げたサポーターを厳しく批判している。