大物代理人たちからもACミラン移籍を本命視されているロナウジーニョ (Photo/B.O.S.)

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 ロナウジーニョ(27=バルセロナ)の来季ACミラン移籍を予想する関係者が多い事実が判明した。コリエレ・デッロ・スポルト紙主催による“代理人フォーラム”が行われた20日、出席した23人の代理人のうち15人が「ロナウジーニョの来季はACミラン」と予想していたことが明らかとなった。

 ダリオ・カノービ、オベルト・ペトリッカ、ジュゼッペ・ボッゾ・・・。イタリアを代表する大物代理人が一同に会して行われたフォーラムのテーマは“来季の移籍市場”。今季開幕前から“ロナウジーニョ、ACミラン移籍”を繰り返し報じてきた同紙の狙いはやはり“ロナウジーニョの来季予想”だった。この直球質問に、集まった23人の代理人のうち15人が「来季はACミラン」と予想、残り8人は「来季もバルセロナ」と予想した。

 つい先日までは夢物語と思われていたロナウジーニョ獲得ストーリーも、ロナウドのACミラン移籍後から徐々に加速。ロナウジーニョの兄であり代理人を努めるロベルト・アシスがACミラン側と接触した13日を境に、一気に現実味を帯びてきた。集まった大物代理人の実に65%が「ロナウジーニョの来季はACミラン」と予想するまでに発展したストーリー。バルセロナ残留、ACミラン移籍、あるいは全く違う展開か。21日に誕生日を迎えたロナウジーニョの来季ユニフォームを、ロッソネーロ(赤黒)と予想する声は着実に増えている。

佐藤 貴洋