スランプからの脱出に成功したかに思われたが、再びベンチを温める日が続いているインテルのアドリアーノ。先日にはミラノのディスコで乱闘事件にも巻き込まれ、ピッチ外で“大活躍”。この件もあって、来シーズンもチームを離れざるを得ない状況となっている。それにしても、アドリアーノほどの選手がセリエAでレギュラーポジションを獲得できないとは、チームにとっても本人にとっても大きなマイナス。

そこで、驚くべき案が進められているようだ。コリエレ・デッロ・スポルト紙は、『マンチーニ監督がアドリアーノと、イタリア代表でもありフィオレンティーナのトーニとの交換レンタルを承諾した』と報道したのだ。選手ふたりはまだこのトレードに合意していないものの、実現する可能性もあるという。確かなのは、いよいよチームも本格的にアドリアーノ売却に乗り出したこと。追って何らかの発表がなされるかもしれない。