毎週月曜21時から放送中のドラマ『ヤンドク!』。主演の橋本環奈さんが演じるのは、元ヤンキーの熱血スゴ腕脳神経外科医・田上です。ここでは、オペシーンや岐阜弁、さらには特攻服の着用など、初めてづくしの撮影についてインタビュー。さらに、連続テレビ小説『おむすび』でもタッグを組んだ根本ノンジさんの脚本の魅力や、向井理さん、宮世琉弥さん、吉田鋼太郎さんら豪華共演者とのかけ合いなども詳しく伺いました。

ヤンキー時代の回想シーンは、とくに丁寧に演じたい

今は白衣をまとったスゴ腕の脳神経外科医ですが、かつてはド派手な特攻服に金髪の元ヤンキー。岐阜弁をまくしたて、口は悪いけれど曲がったことが大嫌いで、効率化とコスト重視の病院のやり方に真っ向から異を唱え、患者に寄り添う熱い心のもち主。それが、1月12日にスタートしたヤンドク!』で、橋本環奈さんが演じる規格外の主人公、田上湖音波(たがみ ことは)です。

「難しい専門用語がたくさん出てくるし、オペシーンも初めて。リハーサルを重ねてリアルさを求めつつ、ドラマとしてのおもしろさも追求するために、とにかくがんばります。今回、人生で初めて特攻服を着ましたが、写真を見たら意外にもなじんでいました(笑)。ヤンキー時代の回想シーンは、湖音波の過去を深掘りしていくなかで大切なものなので、とくに丁寧に演じたいです。湖音波は自分の正義を貫き、根性で乗りきっていくような、芯がとおったキャラクター。医師としての湖音波を演じていても、そこは曲がらない部分でありたいと思います」(橋本さん、以下同)

岐阜弁も橋本さんが挑戦することのひとつ。毎日、練習しているそう。

「岐阜弁も初めてですが、難しいです。言葉はちょっと故郷の博多弁に似ているんですけど、イントネーションが違うんですよね。指導してくださる先生の音声を何回も聞いて、発してみて、耳で学んでいくしかないですね。方言はいちばんにぶち当たる壁です(笑)」

本質に迫るシーンと、楽しいシーンのバランスが魅力

本作は橋本さんが連続テレビ小説『おむすび』でタッグを組んだ、根本ノンジさんが脚本を手がけるオリジナルストーリー作品。個性豊かなキャラクターが登場し、向井 理さん、宮世琉弥さん、吉田鋼太郎さんたちと橋本さんのかけ合いも見どころです。

「ノンジさんの脚本は医療ドラマの本質に迫る一方で、軽妙なテンポ感の楽しいシーンもたくさんあり、バランスがいいところが魅力だと思います。共演者の方たちともすぐに打ち解けて、現場はとても明るい雰囲気。向井さんや宮世さんとは、くだらない話で盛り上がっています。鋼太郎さんは、湖音波のことが好きすぎてウザい父親というお芝居がおもしろくて、血がつながっている感じがします(笑)」

やる気と根性で夢をかなえた湖音波の言葉にうそはない

ヤンキーだった湖音波がなぜ医師を目指すことになったのかは、第1話で描かれます。そのまっすぐな人間性が湖音波の魅力であり、患者やその家族との温かい物語を紡いでいきます。

「バイクで走っていたヤンキーが、医師の道を進むと決めて、やる気と根性で夢をかなえてきたからこそ、湖音波の言葉にはうそがないと思うんです。それは回を重ねるにつれて、患者さんひとりひとりに合わせて寄り添う姿や、かける言葉、まっすぐに応援する姿をとおして描かれます。それが湖音波のかっこいいところなので、私自身も湖音波から学びながらがんばりたいと思います」