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冬こそ「節電」が大事!

11月から電気代・ガス代が上がります。
節約アドバイザーの和田由貴さんによると、消費電力が高いのは「冷房」よりも「暖房」。
ダイキンによると、夏は「外気温」と「エアコンの設定温度」の差が8℃ほどなのに比べ、冬は13℃と差が大きくなります。
冬の方が熱負荷が大きく、消費電力量も大きくなるのです。

【写真を見る】暖房“20分の外出”なら「切る」or「つけっぱなし」どっちが節電?冬のエアコン節約術【ひるおび】

使う前の掃除で節電

エアコンを使用していない状態でもホコリはたまります。
暖房で本格的に使用する前に、フィルター掃除をしてください。
フィルターが汚れていると、取り込める空気の量が減り、消費電力が上がってしまいます。

〈フィルターの掃除方法〉
〔1〕フィルターに付いたホコリを掃除機で吸う
〔2〕汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗う
〔3〕柔らかい布などで優しく水分を拭き取りよく乾かす
※乾燥が不十分なまま取り付けると雑菌が繁殖し、カビやニオイの原因になります。

資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、使用を始めてからも1〜2週間に一回掃除することで、約990円の節約につながります。

コメンテーター 鈴木あきえ:
びっくりしました。夏、エアコンを使いまくってから掃除をして、今止めてたんですよ。すでに汚れ始めてるということですか?怖いです。

室外機の周りもチェック

室外機の周辺の空気の流れが滞ってしまうと、効率よく熱を集めづらいので風量が低下し、消費電力が増加してしまう恐れがあります。風通しをよくしておきましょう。

▼周辺に植木鉢など障害物を置かない
▼背面に落ち葉などが溜まっていたら取り除く

室外機本体は表面を拭く程度の掃除で大丈夫。ホコリやゴミがある場合も、手でつまんで取れるような葉っぱや枝を除去する程度で十分ということです。

ちょっとの外出時、暖房は消す?

節約アドバイザーの和田さんにエアコンの賢い使い方を聞きました。

≪設定温度≫
暖房の設定温度を1℃下げると、消費電力は約10%の削減に繋がる可能性があります。(提供:ダイキン)
資源エネルギー庁によると、設定温度を21℃⇒20℃に下げた場合、ひと冬で約1650円の節約になるというデータもあります。
※1日9時間運転を169日継続※31円/kWhで算出
設定温度を下げた分、暖かい服を着るなどしてください。

≪ON/OFFのタイミング≫
Q.20分外出をした際、暖房の消費電力が低いのは?
A:ONのまま
B:OFFにする

恵俊彰:
20分がポイントなんだね。コンビニ行って帰ってくるぐらいですよね。
それだったらもう僕は切らない。ONのままの方がかえっていいんじゃないですか?

コメンテーター 岡田結実:
私もONです。一回冷えちゃうとまた温めるのに大変そう。

江藤愛アナウンサー:
私はもったいないから絶対OFFにしてます。

正解は・・・
A:ONのまま

寒い部屋を暖めるよりも、ある程度暖かい室温を保った方が消費電力は少なく済みます。

ダイキンが行った実証実験では、12時間の電気代(午前6時〜午後6時)は
つけっぱなし⇒211円
30分間隔で入り切り⇒302円
という結果に。
※暖房24℃・風量自動・同じ間取り
※2018年当時の実験結果※27円/kWhで計算
※実験結果はあくまでもひとつの目安です。住環境や気温などによって結果は変わります

和田さんによると、30分より長く外出するならオフにした方がお得だということです。

コメンテーター 鈴木あきえ:
工夫が大事ですね。これを知ってるか知ってないかでひと月の家計も変わってきますから。何よりも帰ったらまず掃除ですね。

(ひるおび 2024年11月4日放送より)