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 日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事(48)が6日、東京都内での理事会後に取材に応じ、10月26日に行われた日本―ニュージーランド戦の集客面の評価について、「ギリギリの成績だった」と評価した。

 試合は神奈川・日産スタジアムで行われ、観客数は6万57人だった。今年最初の代表戦だった6月22日のイングランド戦(東京・国立競技場)の4万4029人からは大きく伸びた一方、当日は晴天に恵まれ、相手は世界ランキング3位、知名度やブランド力は世界屈指のチームだけに、満点評価とはいかなかった模様だ。

 同専務理事は「ギリギリ何とか(6万人)来ていただいた。一方でニュージーランドというチーム、今回のスタジアムは日本で一番大きく(約7万2000人収容)、アピール度で言えばラグビー界で1、2を争うチームなので、ギリギリの成績だった」と話した。

 来年の代表戦日程は発表になっていないが、春・夏期と秋期で数試合の開催が見込まれる。「春(イングランド戦など)の反省から改善はできたが、まだまだできる。反省を生かして来年につなげたい」と集客力アップを目標に掲げた。