日本のコンビニは「全然違う」 虜にされた来日アスリート お気に入り商品に満面の笑み
豪州代表は府中市で調整中
野球オーストラリア代表の間でセブンイレブンが大人気だ。日本時間10日開幕の「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に向け、1日から東京・府中市で調整中。13日にはバンテリンDで日本代表と対戦する。球場にはお弁当も準備されているが、わざわざ徒歩で買い出しに行く選手が続出。THE ANSWERの取材に「豪州のものとは全然違うよ」と笑顔でお気に入りの商品を掲げてくれた。
かつ丼、サンドイッチ、ラーメンに揚げ鶏。日本でお馴染みのコンビニ飯を思い思いに頬張った。5日、府中市民球場で練習を終えた豪州代表は、午後から地域交流のために地元の小学校に向かう予定だった。送迎のバスを待ちながら始まったランチタイム。用意されていたお弁当を口にする選手もいたが、多くは徒歩5分ほどのセブンイレブンで昼食を調達していた。
照焼チキンとたまごのサンドイッチを満喫したウィル・シェリフ投手は「オーストラリアにもセブンイレブンはあるけど、日本のものとは全然違うよ」と教えてくれた。記者も店舗に向かってみると、駐車場にも買い物を終えたユニホーム姿の選手やコーチが。米大リーグのパドレスでもプレーしたジョシュ・スペンスコーチは「このボスのコーヒーが好きなんだ」と満面の笑みで小さな缶を掲げた。
豪州は2018年の親善試合以降、日本でのキャンプ地を府中市に置いている。昨年3月のWBCで来日した際も、セブンイレブンで“おつかい”する選手の映像を代表公式インスタグラムが投稿して話題に。店員も「楽しみにしていました。ずっと続けてほしいです」と常連の再訪を喜んでいた。特に好評なのはお弁当やホットスナックで、スムージーを買っていく選手もいるという。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)