見た目はにんにく…なのにニオイを除去するってどういうこと!?謎に包まれた「ステンレスにんにく石鹸」とは
料理をする際に面倒なのが、手に食材のニオイがついてしまうことです。特に魚の生臭いニオイや、玉ねぎやにんにくのニオイは取れにくく、悩みの種ですよね。
こうしたニオイを取るためによく使われているのが「ステンレスソープ」と呼ばれるキッチングッズです。実際には石鹸として使えるものではなく、ステンレスの塊で、ニオイのついた手をこすりつけて洗い流すと、ニオイの元とステンレスが化学反応を起こし、ニオイを消す効果があるとされています。
中でも、キャステムから発売されている「ステンレスにんにく石鹸」(2929円)は、にんにくの形をした一風変わったステンレスソープです。にんにくの形ながら、魚や玉ねぎなどの嫌なニオイを消すことができます。
キャステムは精密鋳造メーカーとして知られており、これまでにも実際に動かせる精巧なミニチュア工具や、理容師3点セットなどを発売しています。最近では、人物を3D撮影して作成する3Dフィギュアの製作なども手がけています。
今回の「ステンレスにんにく石鹸」は、実際のにんにくを3Dスキャンして精巧に再現しているため、細かい表面のシワまでがにんにくそのものです。本来ならニオイがついてしまうにんにくに触れることで、逆にニオイを消すという不思議な体験が楽しめます。
「ステンレスにんにく石鹸」の使い方は、流水をかけながら手とこすり合わせるだけというシンプルなもの。この動作だけで、化学反応によりニオイを消す効果があるとされています。ちなみに、玉ねぎやにんにくのニオイの原因は水に溶けにくいスルフィド類という物質で、手を洗うだけではニオイが落ちにくいそうです。
また、魚の生臭いニオイの原因であるアミン類と、スルフィド類はどちらもプラスイオンを持ち、ステンレスと濡れた手をこすることで生じるマイナスイオンと化学反応することでニオイが軽減されると考えられています。
「ステンレスにんにく石鹸」はステンレス製でさびにくく、また、石鹸のように減ることがないため半永久的に使用できます。使用後は水できれいに洗い流し、乾燥させて清潔に保ちましょう。
サイズはW65×D60×H65mmで、重さは658グラムと一定の重量感があるため、ペーパーウェイトやオブジェとしても楽しむことができます。にんにくの形をしたユニークなステンレスソープで、手についた嫌なニオイを消し去りましょう!
>> キャステム
<文/&GP>
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