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 来春選抜の重要な選考資料となる秋季高校野球関東大会は3日、サーティーフォー保土ケ谷で準決勝を行った。横浜(神奈川1位)は浦和実(埼玉1位)に3―2、健大高崎(群馬1位)は千葉黎明(千葉1位)に6―0でそれぞれ勝利し、4日の決勝進出を決めた。

 健大高崎の最速145キロ左腕・下重賢慎(2年)が7回4安打無失点と好投し完封リレーに導いた。準々決勝は石垣元気(2年)が2年生歴代最速となる158キロを計測して注目されたが「球速は気にせず、自分らしく打たせて取る投球を貫けた」と笑った。連覇を目指す選抜への出場は決定的だが「まだ選抜は意識せず、勝って神宮大会へ行きたい」と20年以来の秋季関東制覇へ視線を向けた。