今村聖奈がケガから復帰後初勝利!福島初騎乗で決めた「感謝です」 1番人気マイネルグロンは12着
久々の美酒を福島初騎乗初Vで決めた。3日の福島7Rで今村聖奈騎手(20)=栗東・寺島=が、格上挑戦で臨んだ10番人気の伏兵ルージュクライトを勝利に導いた。同騎手は6月1日の京都12R(ベンダバリラビア)以来の勝利で、今年の5勝目(JRA通算81勝目)。6月26日の調教中に落馬し、右肩を脱臼して休養していたが、9月21日の実戦復帰後の初勝利となった。
今村聖奈は「ケガをしてうまく乗れていないなかで乗せてくださったオーナー、調教師、厩舎スタッフに感謝です。調教の感触が良くて自信を持って乗れました。未勝利馬なので強気な競馬はできませんでしたけど、向正面からうまく息を合わせられたし、休ませて体が増えていたのも良かったですね。馬場入りや気性の難しさがあり、今後の課題です」と振り返った。
また、この福島7Rには昨年の中山大障害覇者のマイネルグロン(牡6歳、美浦・青木)が、4月の中山グランドジャンプ6着以来となる復帰戦で人気を集めたが、久々の平地のペースに戸惑ったのか、後方からの追走になり、12着に敗れた。