北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相が1日(現地時間)、ロシアのラブロフ外相に「北朝鮮は核強化路線を絶対に変えない」と明らかにした。

AFPなどによると、崔外相はこの日、モスクワでラブロフ外相と会談し、「(最近)米国と韓国が北朝鮮に対する核使用を目標に何度か訓練した」とし「このような挑発的な行動はいつでも朝鮮半島(韓半島)の力が崩れるという危険性を内包する」と話した。

続いて「昨日(北朝鮮の)金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は我々に対する危険と挑戦のため、現代的な武力を強化し、核対応態勢を改善することがより一層要求されると述べながら、核強化路線を絶対に変えないことを確言した」と強調した。

ロシアのウクライナ「特別軍事作戦」に関しては「ロシアがプーチン大統領の領導の下、必ず勝利することを信じて疑わず、勝利の日までいつもロシアの同志たちといる」と約束した。

ラブロフ外相は「ロシアと北朝鮮の軍と特殊サービス(安保分野)の間に非常に緊密な関係が構築された」とし「これは我々と北朝鮮の国民のための重要な安保目標を解決するのに役立つ」と評価した。

この日の会談に先立ち、ラブロフ外相と崔外相はモスクワのヤロスラブスキー駅を訪問し、1949年の金日成(キム・イルソン)主席のソ連訪問を記念する銘板の除幕式に共に出席した。

崔外相はロシア公式訪問のために先月28日に平壌(ピョンヤン)を出発し、ロシア極東ウラジオストクを経由して30日にモスクワに到着した。