Netflix『白と黒のスプーン』出演のビビンバ大王、過去の違法営業を告白「執行猶予判決を受けた」
Netflixで人気を博した料理サバイバル番組『白と黒のスプーン 〜料理階級戦争〜』に出演した“ビビンバ大王”が、過去の違法行為を告白した。
韓国の料理人ユ・ビビムは11月1日、自身のインスタグラムを通じて「申し訳ない気持ちで、過去の私の過ちを告白しようと思います」と書き出した直筆のメッセージを公開した。
「私は果物行商、屋台、美容室までさまざまな商売をしてきましたが、その都度失敗し、2003年からは許可が出ていない場所で飲食店を運営したことで拘束され、執行猶予判決を受けました。深く反省し、その後1年間は店を廃業した」と、違法営業を犯した過去を告白した。
続けて、「ただ、“生きていくためには悪いこともしなければならない”というように、妻の名義で公演・展示・韓食体験場の事業者として登録し、便法（ズル）で先日まで営業していました。私は堂々と飲食店を運営するために、各公共機関及び規制改革委員会に“規制を緩和してほしい”と切実に訴えてしがみつきましたが、その壁があまりにも高く、私の意思を果たせませんでした」とし、「しかしどんな理由であれ、法を破ることは正当化できないことをよく知っています」と打ち明けた。
そして、「一般人だった私に突然注目が集中する状況で、私と私の妻は一日も気楽な日がありませんでした」と訴ええるとともに、「これから私は初心に戻り、ビビン現象を研究し、ビビン文字の大百科事典の執筆に専念します。謝罪の気持ちで、私が20年間渾身を尽くして手掛けてきた過去のビビンソリの空間は、皆のためのビビン展示、ビビン公演場所として無料で開放し、韓屋村に移転したビビンソリでは、合法的に最高の材料で最善を尽くして恩返しいたします」と今後の計画を伝えた。
ユ・ビビムは最後に、「改めて、私の不足により大きな失望をおかけして申し訳ありません。過去20年間は生計のために生きてきたとすれば、今後20年間は韓国のビビン文化のために生きていきます」と再び謝罪していた。
なお、ユ・ビビムは1964年9月4日の60歳。自らを「世界ビビン総責任者」と称し、本来「ユ・インソプ」だった名前を2007年に「ユ・ビビム」に改名してしまうほど、ビビンバに心酔した料理人として知られている。最近では2024年9〜10月にNetflixで配信された料理サバイバル番組『白と黒のスプーン 〜料理階級戦争〜』に出演し、“ビビンバ大王”として注目を集めていた。
