密輸たばこを販売した疑いでベトナム人を送検…SNSで運び屋募集、2億円売り上げか
密輸したベトナム製たばこなどを無資格で販売したとして、愛知県警は1日、同国籍の男(29)を入管難民法違反(資格外活動)容疑で逮捕、名古屋地検へ送検したと発表した。
逮捕は10月31日。
発表によると、男は2020年10月頃〜今年9月頃、通信販売でたばこなどを扱い、在留資格外の活動を行った疑い。輸入元として、さらに小売りなどとして無資格で販売するベトナム人らに卸していたとみられる。「注文を受けて輸入した」と容疑を認めている。
県警国際捜査課によると、10月31日、旅行客を装った運び屋8人とともに入国したが、成田空港で逮捕され、その際に大量のたばこなどが押収された。運び屋はSNSで募集していたという。これまで全国約200か所に発送されたとみられ、売り上げは約2億円あった。