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村上市で男性が何者かにスマートフォンゲームの「賞金」を渡すとそそのかされて、電子マネー330万円分をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、9月中旬ごろ、村上市の50代の男性がスマートフォンでゲームアプリを利用していたところ、突如、〝賞金”の受け取りに関する広告が出現、クリックしたところ別サイトに移行、SNSに誘導され〝女性”を名乗る人物と友達登録しました。

その後、その“女性”からマッチングサイトのようなページに案内され、会員登録。

“女性”から「賞金を受け取るには、電子マネーでサイト内のポイントを購入し、そのポイントで相手方とメッセージをやり取りする必要がある」などと指示され、言われるがまま約1か月間コンビニエンスストア等で複数回電子マネーカードを購入し、サイトにカード番号を送信したといいます。

男性が頻繁にATMから現金を引き出していることを不審に思った金融機関の職員から「何度もATMを利用していますが、詐欺被害にあっていませんか」と言われたことから警察に相談し、10月30日、事件が判明しました。

だまし取られた電子マネーは合わせて約330万円分です。

警察は男性が特殊詐欺にあったとみて、詳しく調べています。