ロッテ・吉井監督のサインを手に笑顔を見せるドラフト6位の日本生命・立松由宇内野手(カメラ・安室朝雄)

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 ロッテからドラフト6位で指名された日本生命・立松由宇内野手(25)が1日、迷いを見せていたプロ入りへ心境の変化があったことを明かした。大阪市内の同社でロッテ・編成管理部の高橋薫部長らから指名あいさつを受け、「前向きに考えています」と説明した。

 10月24日のドラフト直後は、年齢や昇給が近いことなどを理由に、入団の意思表示を“保留”。約1週間、チームの監督や家族と話し合い、熟考した。「背中を後押ししてくれる方が多かった」と振り返った。

 千葉・松戸出身で、小さい頃はZOZOマリンにも通った。「地元に帰って野球ができるというのもあるし、昔からロッテファンというのもあるので、話をしていてどんどん気持ちが前に進んでいきました」。幼少期は福浦(現ヘッド兼打撃コーチ)のファン。「サインが欲しいです」とはにかんだ。高橋部長は「前向きな話を聞けたので会えてよかった」と安堵(あんど)していた。