会談に臨む立憲民主党の小川幹事長(右)と国民民主党の榛葉幹事長(1日午前、国会で)=川口正峰撮影

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 立憲民主、国民民主両党の幹事長、国会対策委員長は1日午前、国会内で会談した。

 衆院選での与党の過半数割れを受け、今後の政治改革や国会対応について、5日にも両党の党首会談を開いて協議することで合意した。

 立民の小川幹事長は会談で「政治改革の成果が不十分だ。野党間で連携できることは多い」と述べ、協力を要請した。国民の榛葉幹事長は会談後、記者団に対し「立民とも政策ごと案件ごとに連携していく。政治改革や国会改革を前に出していこうと確認した」と語った。

 11日召集予定の特別国会で実施される首相指名選挙を巡っては、すでに国民が、決選投票も含めて玉木代表に投票する方針を明らかにしているため、議題に上らなかった。国民は1日午後には、公明党と幹事長、国対委員長レベルでの会談を予定している。