「ミヤネ屋」出演の女医 超進学校卒業していた 医学部進学も「落ちこぼれの沈殿槽 みんな普通に東大」卒業生も超豪華
日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」などテレビ番組に多数出演する医師のおおたわ史絵氏(60)が、YouTubeチャンネル「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」に出演。複雑な家庭環境の中で、日本トップレベルの進学校で学んだ体験を語った。
おおたわ氏は内科医の父と看護師の母との間に生まれた。盲腸の後遺症で腹痛に悩む母が、当時はまだ違法ではなかった、麻薬に近い成分を持つ薬を鎮痛剤として用いたことから、深刻な薬物中毒に陥り、家庭の中でも不穏な状況だった。
一方で、母は教育熱心。「小学校のころとか、すごい勉強しろと言われた。一般以上の人間にするっていうのが彼女の目標だったから。普通じゃダメだと思っていたみたい。異常に熱心だった」と娘を、父と同じ医学の道に進ませることを幼少期から考えていたという。
小学校受験をさせ、「たまたま拾ってくれるところがあった」と進学したのが筑波大附属小学校。現在、悠仁さまが高校に通っていることも話題の進学校で、偏差値は77。おおたわさんが現役時代は、東大に60人近くが合格していた。作家の永井荷風、鳩山一郎元首相、国会議員の片山さつき氏ら数々の傑出したOB、OGを輩出している。
おおたわ氏は「学校の友達がみんな優秀で、すごくハートフルで、考え方もものすごくいろんな考え方、自由に満ちていた人が多かったので。筑波って受験校ではなくて、みんなで色々切磋琢磨しながら考えながら育っていくような考え方なんで。国立なんで、私立の受験校とはちょっと違う。もうちょっと伸び伸びしていたんですよ。学校の子たちがものすごく私の社会性をつくってくれたかなというのはあります」と筑附が健常に導いたという。
おおたわさん自身は医師を志したことはないが、「他のことを考える道をことごとく閉ざされるような。『バレー習いたい』と言っても『お前なんかデブなんだから習っても仕方がない』とか、『芸術に興味がある』と言っても、『芸術なんかじゃ食っていけない』とか、もう医学以外の道は価値がないくらいの感じがあったので」と母の厳しい指導で医学部受験へ。「勉強をしていると、ものすごく母親が機嫌がよかった」「学校がみんなが勉強する学校だったから、釣られて。自分だけがやんなきゃいけないんだったらつらかったけど、みんなもっとできるんだもん。みんな普通に東大に行く人たちだから、私は落ちこぼれの沈殿槽んですよ。下の方の」とコメント。見事に東京女子医科大に現役で合格した。
それでも「決して上位ではなかった」と話した。