静岡市でインフルエンザ流行期入り 市内6校が学級閉鎖 感染拡大想定され市が対策呼びかけ
静岡市は、市内のインフルエンザ患者数が増加し流行期に入ったと10月31日発表しました。
静岡市は、10月21日から27日までの1週間の1医療機関あたりの患者数が1.48人となり、流行の目安となる「1人」を上回ったことから、流行期に入ったと発表しました。1医療機関あたりの患者数が10人になると注意報レベル、30人になると警報レベルになります。
静岡市によりますと、10月16日から30日までの間に、インフルエンザにより市内の6校が学級閉鎖しているということです。
2023年は例年よりかなり早く9月10日までの1週間に、2022年は1月1日までの1週間に流行期に入りました。また、新型コロナ前の2019年は2024年と同じ10月27日までの1週間に流行期に入りました。
静岡市によりますと、インフルエンザは、突然の高熱、頭痛、関節痛などの症状が現れます。普通の風邪と比べ全身症状が強く、気管支炎や肺炎などの合併症を引き起こし、重症化することがあるので、高齢者や乳幼児などは、特に注意が必要ということです。
市は、発熱などの症状がある場合は無理をせず休養するとともに、早めの医療機関の受診をするよう呼びかけています。
一方、静岡県では、10月20日までの1週間の1医療機関あたりの患者数が1.06人で、すでに流行期に入っています。