アルー<7043.T>が冴えない動き。前週末25日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を33億3000万円から31億2000万円(前期比3.0%増)へ、営業損益を1億3000万円の黒字から1600万円の赤字(前期8500万円の黒字)へ、最終損益を9000万円の黒字から1600万円の赤字(同5600万円の黒字)へ下方修正し、営業損益を一転赤字予想としたことが嫌気されている。

 法人向け教育研修で大型案件のリピート剥落が発生したことに加え、新規に受注を見込んでいた案件の失注などがあり、法人向け教育研修の売上高の計画達成が困難となったことが要因という。また、クラウド型eラーニングシステムのetudesで22年7月にリリースした「etudes Plus」の売り上げ拡大が想定よりも遅れていることや、顧客取引単価が目標金額に届いていないことなども響くとしている。

出所:MINKABU PRESS