レーザーテク、アドテストなど半導体製造装置関連は底堅い、押し目買い観測◇
レーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体製造装置関連は強弱観対立のなかも買い優勢の展開。前日に投開票された衆院選挙では自民・公明の与党が過半数を割り込むなど大敗し、政局不透明感から全体相場はリスク回避ムードが強い。しかし、輸出セクターの半導体製造装置関連株は国内政治の影響をあまり受けない面もある。前週末の米国株市場ではNYダウは軟調だったもののハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は上値指向を継続、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1%あまりの上昇をみせた。また、足もと外国為替市場で1ドル=153円近辺の推移と円安水準でもみ合っており、これも半導体関連には追い風材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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