3児の母、やめたら「掃除がラクになったこと」3つ。お風呂の排水口のフタは外す
普段の暮らしで「当たり前」と思っていることを手放してみたら、掃除がラクにできるようになったケースを紹介します。夫が単身赴任中のため、ワンオペで3人の子育て中。クリンネスト1級のせのお愛さんが実践している、ちょっとしたアイデアについて語ります。
家じゅうのマット類を撤去。掃除も洗濯もラクになった
玄関、トイレ、キッチンのマットをやめたら、洗濯の手間が減って快適に過ごせるようになりました。
玄関マットは、ない方がむしろ掃除しやすいですし、ずれたマットをいちいちなおす手間もありません。雨の日には、フェイスタオルを玄関に置いて対策。タオルならいつもの洗濯ものと一緒に洗うだけなので、マットを扱うより断然ラクです。
トイレの床は、使用後にサッとひと拭き。その方が、マットを敷きっぱなしにするよりも衛生的です。トイレットペーパーで掃除ができる洗剤を使えば、気軽に「ついで掃除」ができますよ。
キッチンの床も、夜の洗いものが終わったタイミングでササッと水拭きしています。狭い範囲なので、30秒あれば完了です。
お風呂の排水口のフタを取り外し、こまめにゴミ捨て
お風呂の排水口は、フタを外したことでゴミが目につくようになり、こまめに捨てる習慣がつきました。フタがあると、つい見て見ぬふりをしてしまって、結局掃除が大変になるんですよね。
こまめにゴミを取るようにしたら、ヌメリやカビが発生しにくくなって、掃除がぐんとラクになりましたよ。
ゴミ取りには、粗品でもらったキッチンペーパーや古布を使っています。小さくカットしたものを、お風呂のドア前の棚に。すぐ手に取れる場所に置いておくことで、気づいたらすぐ掃除できるようにしています。
最終的に、掃除道具を収納するのもやめた
掃除をラクにするためには、すぐに掃除ができる環境であることが大切です。そのために、掃除道具は棚や引き出しに収めず、すぐに手の届く場所に置いています。
たとえば掃除機なら、チェストと壁のすき間に立てかけるだけ。ダイニングテーブルから近いので、朝食後のパンくずもサッとキレイにできますよ。
ハンディワイパーと粘着クリーナーはテレビの裏に。テレビ周りのホコリやラグのゴミも、気づいたらすぐに掃除できます。すぐ手に取れる場所に置くことで掃除のハードルが下がるので、「あとまわしにして汚れがたまる」ということがなくなりました。子どもたちのお手伝いの回数も増えましたよ。
面倒な掃除も、手間がかかることをひとつずつ手放していけば、負担が減ってラクにできるようになります。ぜひ参考にしてみてくださいね。