【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)関係者は25日、来週開催する大使級の理事会に、日本や韓国などパートナー国4カ国の大使を招待したと明らかにした。

 韓国政府代表団が北朝鮮によるロシア支援のためのウクライナ派兵について説明する。

 28日に開かれる理事会に招待されたのは日韓に加え、オーストラリアとニュージーランド。近年関係を強化するインド太平洋地域と情報を共有し、現状認識を深めるのが狙いとみられる。

 オースティン米国防長官は23日、「ロシアに北朝鮮兵が派遣されている証拠がある」と発言。NATO関係者は、派兵が事実なら「前線でロシアが大きな損失を被っていると改めて示すことになるだろう」と述べた。