プロ野球ドラフト会議が行われ、健大高崎の田中陽翔選手と前橋商業の清水大暉投手がともに4位の指名を受けました。健大高崎の田中陽翔選手は、同じチームでキャプテンを務めた箱山遥人選手とともに指名の瞬間を待ちました。

田中選手は、ヤクルトからドラフト4位で指名されました。驚いた表情を見せたあと喜びを噛みしめていました。東京都出身の田中選手は、強肩強打の大型ショートで、攻撃的な2番バッターとして春のセンバツ甲子園優勝に貢献しました。夏の甲子園群馬大会の決勝戦では前橋商業の清水投手からホームランを放っています。田中選手の父・充さんはヤクルトなどで活躍した元プロ野球選手で、父と同じプロの世界に挑みます。

一方、前橋商業の清水大暉投手は、チームメイトらとともに指名の時を待ちました。清水投手は日本ハムからドラフト4位で指名されました。清水投手は、身長192センチ、体重95キロ。恵まれた体格から最速149キロのストレートを投げる本格派のピッチャーです。また、多彩な変化球で三振が取れるのも大きな武器です。コントロールに課題を残すもののプロの世界で野性ボールに磨きをかけます。

また、明和町出身で法政大学の篠木健太郎投手がD℮NAから2位指名を受けました。最速157キロの速球が武器のピッチャーです。大学通算で48試合に登板し14勝11敗。通算防御率は2.21です。

また上武大学の内野手・荒巻悠選手は巨人から3位指名を受けました。