『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』タペストリー LOTR TM MEE lic NLC. (C)2024 WBEI

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 日本を代表するアニメーション監督の一人、神山健治監督のもと、『ロード・オブ・ザ・リング』へつなががる伝説の物語をシリーズ初の長編アニメーションで描いた『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(12月27日公開)より、視覚的に物語を表したタペストリーと、一筆一筆手描きで行う制作過程を映し出した特別メイキング映像が解禁となった。

【動画】『ローハンの戦い』特別メイキング映像

 J・R・R・トールキンの原作をもとに、ピーター・ジャクソン(監督・共同脚本)によって映画史にその名を刻んだファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。2004年の『王の帰還』日本公開から20年の時を経て、『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の伝説の戦いを描く。

 タペストリーには、巨大な怪物を背景に、槍を手に馬で駆ける若き王女ヘラが描かれ、馬術と剣技に優れた凛々しい王女であることがうかがえる。ローハンの民を守るため、国の命運のために戦う宿命を背負うことになるヘラ。彼女の覚悟とその壮絶な戦いが切り取られている印象的なシーンだ。

 そのすぐ横にはアイゼンガルドのあの塔や、ローハンをバックに炎に包まれながら巨大象ムマキルと戦う兵士たちの姿があり、その一つ一つから想像を膨らませる大迫力のカットの数々が連なっている。吹雪の中、勇ましくそびえ立つシルエット、予告でも姿を見せていた大鷲が翼を広げる神々しいビジュアルも壮観だ。

 そして、かつて共に育ったヘラの幼なじみであり、王国の脅威となるウルフと対峙するシーンも。それぞれの揺るぎない信念が感じられる対立構図が描かれている。角笛城に黄金の甲冑に身を包んだローハンの騎士が剣を掲げる姿など、壮大な物語の重要なシーンが散りばめられている。

 あわせて解禁となった特別映像では、壮大な楽曲とともに、熟練の制作スタッフが一筆一筆丁寧に手描きでキャラクターを描き上げていく様子が映し出されている。細部までこだわられた表現と制作スタッフの情熱が融合した映像から、作品完成への期待を一層高める映像となっている。

 なお、本作のラージフォーマット上映が決定。通常版のほかに、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)/4D/IMAXでも上映される。