ILLIT ミニアルバムをリリース イベントで事務所内紛争について聞かれ「どんな時もファンを思っていた」と言及
ILLIT(アイリット)が21日、ソウルで2ndミニアルバム「I'LL LIKE YOU」発売記念イベントを行い、報道陣から所属事務所のネガティブな問題について聞かれ、コメントした。
韓国メディアのニューシスによると、ユナは「どんな状況でも、ILLITを応援してくれるファンのことを考えながら、良い姿をお見せするために頑張って準備した」「アルバム発売までの間に、グループ結成1周年を迎えて、この1年間ILLITとして成長できるよう応援してくれた方たちや、ファンの皆さんの一途な愛を思い浮かべていた」と言及したという。
また「心を守れるように『私たちだけのカラーを、よく見せよう』ということに集中した」「ブランドフィルムでお見せしたように、ILLITはILLITだけの道をずっと歩いていくという気持ちで、今回の2ndミニアルバムを制作した」と伝えた。
ILLITは4月に浮上した、HYBE(ハイブ)とアドア(ADOR)前代表ミン・ヒジン氏との問題が激化するたび、グループ名を挙げられて来た。“NewJeansの生みの親”であるミン前代表は「HYBEがILLIT結成の企画当時、NewJeans企画資料の提供を受け、それをコピーしたという、内部スタッフからの通報があった」と公表し、盗用疑惑を提示。
対するHYBEは「ミン前代表がアドアの経営権乗っ取りのため、事前にHYBEを攻撃するアイテムの一つとして“盗用問題”を掲げ、メディア戦を展開することを謀議した事実が立証された」とし、真っ向から反論している。
ILLITの所属事務所であるBELIFT LABも、ミン前代表を相手に民事訴訟を提起した状態だ。
また、NewJeansが緊急生配信を行い、その中でハニが「アーティストのマネジャーから無視された」と発言。この時、ハニは具体的な名前に触れていなかったが、BELIFT LABが「ILLITのマネジャーが無視した事実はない」と発言。再び巻き込まれる形となった。
なお、同日に発売された「I'LL LIKE YOU」は、1stミニアルバム「SUPER REAL ME」から拡張された物語を描いている。タイトル曲「Cherish (My Love)」をはじめ、「I'll Like You」「IYKYK(If You Know You Know)」「Pimple」「Tick-Tack」の全5曲で構成されている。
(よろず~ニュース・椎 美雪)