DeNAに勝利しファンとハイタッチする井上温大(カメラ・宮崎 亮太)

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◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第4戦 巨人4―1DeNA(19日・東京ドーム)

 巨人の井上温大投手が先発し、6回1死までパーフェクト投球となる6回65球を投げ、1安打1失点だった。

 井上は6回1死から戸柱に打たれた右翼席への同点ソロ以外は走者1人も出さない完璧な投球。最速149キロの直球にスライダーフォークなどで6つの三振を奪いながら、負けたら終わりの重圧のかかる中、好投した。

 杉内俊哉投手コーチは井上の好投について「温大、よかったね〜。今年一、ぐらいよかった。ホームランは1本打たれましたけど、気合いが入ってましたね」と拍手を送った。6回裏の攻撃で代打を送って降板となったことについては「勇気はいりました。監督も迷っている感じはありましたけど、同点になって回の先頭で、点を取らないといけないのでね」と攻撃にシフトしたことを明かした。