【ワシントン時事】キャンベル米国務副長官は18日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの北朝鮮の派兵について、「日米韓の取り組みを拡大する機会になると同時に国際政治に関わる不吉な新たな展開だ」と警戒感を示した。

 国務省で開かれた日米韓3カ国政府高官の会合で語った。

 韓国情報機関は18日、北朝鮮がウクライナ侵攻のため、大規模な派兵を決定したと明らかにした。キャンベル氏は事実関係は確認しなかったが、動向を「注視している」と説明。「大きな挑戦になると認識する必要がある」と危機感をあらわにした。