「人間なのか」性犯罪で服役し出所から10日で障害を持つ実の妹を性的暴行した20代の韓国男性、懲役12年

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性犯罪で服役して出所からわずか10日余りで、障害を持つ実の妹を性的暴行した20代の韓国男性が、控訴審でより重い刑を宣告された。

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10月18日、韓国の法曹界によると、釜山(プサン)高等裁判所・刑事2部は最近、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反の容疑で起訴された20代男性のA氏に対し、懲役9年の1審判決を破棄し、懲役12年を言い渡した。

また、10年間の位置追跡電子装置(電子足輪)の装着および、10年間の児童・青少年および障害者関連施設への就職禁止命令は維持された。

「再犯の危険性も相当に高い」

A氏は今年2月13日、釜山市のとあるモーテルで知的障害を持つ妹である20代のBさんを客室に連れ込み、性的暴行を働いた罪に問われている。

強姦罪および強姦未遂罪などで懲役6年の刑を受け、出所からわずか11日後の出来事だった。

(写真=Pexels)

控訴審の裁判部は「A氏は被害者の兄として、知的障害を持つ被害者を保護すべき立場でありながら、被害者を自分の性的欲望のはけ口としただけでなく、犯行後にはそれを隠すために被害者を脅迫したり、懐柔したりした」と指摘した。

続けて「A氏は同種の犯罪で重い刑を受け、服役を終えて出所した直後に再びこの犯行に及ぶなど、歪んだ性的欲望を抑えるのが困難であり、それに伴う再犯の危険性も相当に高いと判断される」と量刑の理由を明らかにした。

韓国の性犯罪者リスク評価尺度(KSORAS)で、A氏は計22点を記録したことが明らかになっている。0〜29点で測定され、13点以上であれば再犯の危険性が「高い」と評価されるため、A氏の性犯罪再犯リスクは相当に高いレベルだった。

また、精神病質者選別ツール(PCL-R)による評価では計21点を記録し、精神病質的な性格特性は「中間」レベルであると判定された。

出所後、わずか10日で実妹に手を出したA氏のニュースに対してオンラインユーザーは「もはや人間ではない。懲役30年は必要」「だから性犯罪者は最初から重刑にしろと言ったんだ」「いったい動物と何が違うんだ?」「懲役12年?ふざけるな、120年でも足らない」「また出所したらやるだろう」といった反応を見せた。

(文=サーチコリアニュース編集部O)