元KAT-TUN田口淳之介がメンズショークラブをプロデュース 背中を見せ模索する「スターの育成」

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「やっぱりエンターテインメントの仕事が一番ですね。お客さんを目の前にしてパフォーマンスしたり、生の臨場感を楽しめるとかっていうのが、やっぱり自分の中で最も好きです」

そう話し、満面の笑みをみせるのは、元『KAT-TUN』メンバーの田口淳之介だ。

’16年春にジャニーズ事務所を退所。独立後は’22年に日本プロ麻雀協会プロテストを合格しプロ雀士になったほか、ポーカープレイヤーとしても活躍。’24年には渋谷でイケメンカフェ『Junno’s Table』をプロデュースするなど、芸能活動以外のことがニュースになることが多かった印象だ。

そんな彼が今、イチからメンバーをオーディションで集め、レッスンしプロデュースしたメンズショークラブが話題になっている。

東京新宿、歌舞伎町のど真ん中に今年8月にオープンしたショークラブ『A-MEN’S TOKYO』。その男性キャストたちにダンスなどを教えつつ、田口自らもパフォーマーとして出演しているのだ。

「年明けから応募をかけて、4月からオーディションをスタートさせました。メンズアイドルとしてユニットで活動してる子もいれば、プロのダンサーもいますし。逆に全くの初心者、普通の学生さんも来たりしましたよ」

1999年にジャニーズ事務所に入所し、厳しいレッスンを積んで『KAT-TUN』のメンバーとしてデビューを勝ち取った田口。まさに自らが歩んできた道を教える立場になったとき、思い出したのがジャニー喜多川氏とのやり取りだという。

「あるときオーディションでジャニーさんから、“youなら誰を選ぶ?”って聞かれたので、ダンスが上手くてかっこいい子を何人かピックアップしたんです。だけど、“you何も分かってないよ”ってジャニーさんが選んだ人とは、全く違くて一人も被ってなかった。ジャニーさんが選んだ人は、“芋っぽい”っていうか、あまりパッとしていない子たち。もしかしたらその中にHey! Say! JUMPやSnow Manの子たちもいたかもしれないですけど。ただ、あのとき僕はスターを見つける才能ないかもって思っちゃいましたね」

そんな田口だが、ジャニーズで学んだことは、しっかりと彼の“土台”になっているようだ。

 

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取材・文:荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)